大人用テープおむつを自分自身でつける方法!漏れないための動画解説

大人用テープおむつを自分自身でつける方法!漏れないための動画解説

Hさん
テープ型おむつを自分でつける
方法を詳しく教えて下さい。
よろしくお願いします。


「テープタイプ大人用おむつを、自分自身でつける方法について知りたい」というご要望を、Hさんという方からメールでいただきました。

【テープ式おむつ】と言えば、一般的には「寝たきりの人が、他人につけてもらうおむつ」だと思われてますよね。実際、介護情報サイトには「他人につけてあげる方法」しか載っていません。

ですが、「自分一人で着用・交換したい!」という人も、もちろんいますよね?

例えば、
・手足が自由に動く。意識もハッキリしている。
・ただ、排泄の悩みで、おむつを使っている
・パンツタイプだとスキマ漏れがあるから、テープ式がいい。
・毎回他人につけてもらうのは申し訳ない。自分自身で交換したい。
といったような場合です。

僕自身、パンツよりテープの方が漏れないので、夜間対策のためにテープを使っていた時期がありました。そして最初は「どうやったら、漏れないように自分で装着できるんだろう?」「どこにも参考になる情報がないなあ……」と悩んだものです。

というわけで、この記事では、僕の長年の経験を踏まえた2分でできる「自分自身でテープタイプおむつをつける方法」を解説します。

また、動画と画像で漏れないための対策のコツもまとめました。
もちろん、介護でも漏れトラブルが減らせる方法です。ぜひ参考にしてみてください。

自分でテープ式をつける方法を動画で解説


さて「文字で説明しても分かりにくいかも」と思ったので、僕が動画を撮影してみました。

2分7秒ほどの短い動画です。(音はありません。)まずは、ポチッと再生してみてください↓



↑大まかな方法は分かったでしょうか?
では、詳細を記事と画像でも説明していきますね。

自分自身でテープタイプを付ける手順【画像付】


自分でおむつをつけるときは、次の手順であてていきます。

・おむつを広げて、中央を凸型に折る
・ギャザーを立てて広げる
・尿とりパッドを折って、おむつのギャザーの内側にセット
・おむつの上に横になる
・尿とりパッドと前当を当てる
・テープを下側から、斜め上に向かって止める
・背中側のスキマをなくして、斜め下にテープを止める

長いようですが、細分化してるだけです。慣れたら1分ほどでできます。
実際、動画はゆっくりやってますが、2分ほどですよね。

では、上から解説しますね。

おむつを広げて、中央を凸型に折る


まずは、おむつを広げたら、中央を凸型に降りましょう。

おむつを広げて、中央を凸型に折る
凸型の折り目を付けることで、漏れの防止対策になるのです。

なぜ折るのか?

それは、おしっこがでる穴と、おむつが密着しやすくなるからです。
密着すればスキマができにくくなるので、漏れにくくなります。

僕も初めてテープタイプを使った時は折っていませんでしたが、排泄介護の情報を知れべていて、折るといいと知り、試してみました。以来、身体をつたっての漏れはなくなったので、オススメです。


ギャザーを立てて広げる


次に、ギャザーを立てて外側に広げます。

ギャザーを立てて広げる
ギャザーというのは、ゴムの入ったひだのことです。

これは足回りの漏れ防止のためについているギャザーは、倒れていると効果を発揮しません。
なので、当てるまえには必ず立てておいてください。

といっても、ぶっちゃけた話、ギャザーを立てても当て方が悪いと、他の原因で漏れるんですが、立てた方がいいのは確かです。

ささっとギャザーを立てて、おむつを広げなおしましょう。

尿とりパッドを折って、おむつのギャザーの内側にセット


尿とりパッドをセットで使う場合は、尿とりパッドも凸型に折っておきましょう。

尿とりパッドを折って、おむつのギャザーの内側にセット
理由はおむつに折り目を付けたのと同じで、尿道口と密着させるためです。
ズレ止めテープがあれば、このあたりではがしておいていいと思います。


そして、基本的なことですが、尿とりパッドはギャザーの内側にいれましょう。

尿とりパッドはギャザーの内側に
おむつの左右のひだの内に入るようにする、ということです。
外にはみ出していると、それが漏れの原因になります。

ちなみに、尿とりパッドは下手に使うと漏れの原因になりがちです。
極端な話、おむつ単体の方が漏れにくいくらいです。

元々、尿とりパッドは「節約と手間軽減のため」の道具なので、漏れで悩んだ時は尿とりパッドを使うのをやめてしまうのも一つの手です。
その場合は、この手順は飛ばしてください。


おむつの上に横になる


さて、ここからが自分一人でテープタイプを当てるならではの手順。
他の介護サイトには載っていない、僕のオリジナルの方法です。

一人で当てるときは、当たり前ですが、自分でおむつに乗ります。

おむつの上に横になる
このとき、後でテープを止める位置に合わせて乗りましょう。
位置が違うと、あとでやり直しになります。

変な位置に横になってしまうと、スキマができて漏れる原因にもなるので、気をつけてくださいね。

尿とりパッドと前当てを当てる


次に、尿とりパッドを両手で引っ張って当てます。

尿とりパッドを両手で引っ張って
この時のポイントは、「必ず脚回りのスキマを消すように密着させる」ことです。
足回りにスキマを作ると、そのスキマからおしっこが出ていきます。注意しましょう。


そして、尿とりパッドに続いて、おむつの前ても当てていきます。

おむつの前ても当てていきます
ここが、漏れないために非常に重要な作業です。

ギャザーが外側に立っているのを、手の感触で確認しながら、
脚の付根のあたりに、ビタッ!と密着するようにしてください。
そして、ぐーっと身体を這わせるように抑えます。

この部分が上手にできたかどうかで、足回りから漏れるか、漏れないかがほぼ決まります。

・脚の付根にビタッ!
・ぐーっと引っ張っていく

これを両手を使ってやるのが大切です。

テープを下側から、斜め上に向かって止めます


ここまできたらもう少しです。
テープを下側から、斜め上の対角線の方向に向かって、止めていきます。

おむつのテープを下側から、斜め上に
なぜ下側から止めるのかというと、足回りを先に固定したいからです。
せっかく足回りにビタッとおむつを密着させたのに、それが離れてしまっては無駄ですよね。
だから、密着させた前当を押さえながら、下側のテープを貼っていくのです。

最近のおむつは9割以上の場合、何十回でも貼り直せます。
やり直しがきくので、微調整しながらでも大丈夫です。

背中側のスキマをなくして、斜め下にテープを止める


次に、お尻のあたりから、背中側のあたりまでを引っ張りましょう。

おむつの背中側のスキマをなくす
これで、背中側のスキマをなくします。

もし、背中側にだぶついた生地が残っていたり、スキマがあったりしたら、スキマが残ったままテープを止めてしまうことになります。

背中漏れの原因をなくす部分なので、背中側のおむつを密着させて、スキマをなくしてからテープを止めるように徹底しましょう。

スキマをなくせたら、テープを上から斜め下の対角線側に貼ります。
なぜ斜め下側にテープを止めるのかというと、ウエストを締める角度で止められるので、横腹からの漏れがなくなるからです。

ここまでできたら、完成ですね。

大人用おむつを自分であてる方法の画像
動画で2分でやっているように、慣れたら1~2分でできます。
初めは30分くらいかかるかも知れませんが、練習していけば大丈夫です。

一人でテープタイプを着用・交換する方法 まとめ


というわけで、大人用テープおむつを自分自身でつける方法でした。

画像と動画を見ながらマネしていただければ、寝ている間でも漏れずに過ごせると思います。

特に大事なコツはこの4つです。

・最初に凸型に折る
・足回りに密着させる
・背中のスキマをなくしてからテープを止める
・テープは斜めの、対角線側に向ける

という点ですので、ぜひこの部分はよく覚えておいてください。

自分でテープタイプを当てられたら、自立しながらおむつを使えます。

夜尿症や病気でも「他人の手は煩わせたくない。自分の排泄の始末は自分でしたい」という方は多いと思うので、この記事の内容が参考になれば幸いです。

テープタイプは、自分で止め方を調節できる分、使いこなせればパンツタイプより漏れません。

一般には「パンツタイプを使える人はパンツタイプにすべき」みたいに言う介護関係者が多いですが、僕は本人が安心して生活できるおむつを使うのが一番だと思います。

テープタイプには、横漏れや背中漏れを防いで安心してぐっすり眠れるようになる良さがあるので、症状に合わせて使っていけばいいと思います。


ちなみに、「テープタイプおむつでオススメなのは?」というと、現在市販されているものの中では「サルバ安心Wフィット」がオススメです。
サルバ安心Wフィットの評判は?漏れや吸収量について個人的感想

コメント

  1. SONIC より:

    はじめまして睦夫様。私は、前立腺炎という持病持ちの30代の者です。

    • 睦御(むつお) 睦御(むつお) より:

      SONICさん、はじめまして!
      何かご質問などあれば、コメントいただければと思います。
      よろしくお願いします。

      • SONIC より:

        こちらこそよろしくお願いいたします。早速動画の通りにオムツを装着してみましたが、おしっこの量が多くて尿パット、敷きパット、オムツまで漏らしてしまいました。もし他に良いアイディアがあれば教えていただけないでしょうか?ご検討のほどよろしくお願いいたします

  2. SONIC より:

    私も、テープオムツを自分自身でつけていますが、パットで受けた尿が外側のオムツまで広がっていることがあります。現在、テープオムツの中には、フラット=敷きパットと大型パットを組み合わせいます。私の組み合わせはいかがでしょうか?何かいいアイディアがあれば教えていただけないでしょうか

  3. 睦御(むつお) 睦御(むつお) より:

    SONICさん

    この動画はあくまで「付け方」についての説明ですので、尿量が多い場合の対策はまた別になるかとは思います。

    尿量が多い場合は、僕は「両面吸収パッド」を使っていました。「両面吸収パッド」は、普通の尿とりパッドと違って、表も裏も吸収できます。なので、実質吸収量が倍になったくらい吸えます。

    ただ、「両面吸収パッド」でも、外側のおむつへはおしっこが吸収されますね。

    僕自身は「ズボンにおしっこが染みなければいい」と思ってきました。つまり、「尿とりパッドだけに吸収させたい」とは特に考えてきませんでした。


    >おしっこの量が多くて尿パット、敷きパット、オムツまで

    SONICさんは、おむつの中にはちゃんと吸収されているということですよね?
    ズボンが濡れたりはしていないわけですよね?
    その上で「尿とりパッドだけで吸収できるようにしたい」ということですね?

    うーん、僕はその場合は「合格」だと思ってきました。
    「尿とりパッドだけで吸収させる対策」は考えませんでしませんでしたねー。
    そこに関してはちょっとお力になれないかも知れません。

    もし、ズボンまで漏れるのでしたら「両面吸収パッド」はオススメできますね。

Back to Top ↑